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用語集 /

多元性別(ドゥオユエン・シンビエ)

正式

duoyuan xingbie · 多元性别 · 性别多元 · gender diversity

台湾のフォーマルな文脈でよく使われる総称。性的指向もジェンダーも本来は多様なスペクトラムだという視点を打ち出し、性別平等教育や公共政策で頻出します。

「多元性別」は、台湾のフォーマルな場や教育の文脈でもっとも通用する総称です。指す範囲は性少数とほぼ同じ——同性愛者、バイセクシュアル、トランスジェンダー、インターセックスの人々など——ですが、切り取る角度が違います。「性少数」が人数の多寡で線を引くのに対し、「多元性別」は、性的指向もジェンダーももともと一つのスペクトラムであり、多様であることは例外ではなく常態だと強調する言葉です。

台湾では、学校の性別平等教育から政府の文書、市民団体の活動まで、この言葉はいたるところで目にします。中国大陸の読者には「性少数」や「LGBTQ+」のほうが馴染みがあり、文脈に応じて言い換えられます。

語感メモ:フォーマルで書面的、はっきりと台湾の語感を帯びた言葉です。大陸の文脈で使っても問題ありませんが、読者には「性少数」のほうが通じやすいかもしれません。

よくある誤用:「多元性別」をトランスジェンダーやノンバイナリーの人々だけを指す言葉だと思うこと。性的指向・性自認・性表現・性的特徴を含む全体の枠組みであって、特定の一群の人々の専用名称ではありません(基礎概念は性とジェンダー入門へ)。