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用語集 /

出生時に割り当てられた性別

正式

assigned sex at birth · 指定性別 · AFAB · AMAB

出生時に外性器などの特徴をもとに「男」または「女」として登録される判定——本人の内的な感覚ではなく、他者が行った登録であることを強調する言い方です。

出生時に割り当てられた性別とは、赤ちゃんが生まれたとき、医療者が外性器などの性的特徴をもとに行い、登録する性別の判定を指します。「割り当てられた」という言葉がこの用語の要です。それは、あなたが生まれた瞬間に他の誰かが行った判断であり登録である——そのことを思い出させてくれます。多くの場合、この判定はのちの本人の性自認と一致します(シスジェンダー)が、常にそうとは限りません(トランスジェンダー)。

英語圏では AFAB(assigned female at birth、出生時に女性を割り当てられた)と AMAB(assigned male at birth、出生時に男性を割り当てられた)という略語がよく使われます。体や生い立ちについて話す必要があるとき、相手の性別を誤って呼ばずにすむこの言い方は、「もともとは男/女だった」よりも正確で、相手への敬意もあります。

ことばの使い分け:正式な場でも、医療でも、コミュニティでも使われています。日常会話で無理に専門用語を使う必要はありません。大切なのは、「あの人は本当は男だ」のような、本人の性自認を否定する言い方を避けることです。

よくある誤訳:この概念を「生物学的性別」と言い換えてしまうこと。「生物学的性別」という言い方は、身体には性自認よりも「本物」の、単純な男女二択の事実がある、という含みを持ちます。しかし性的特徴はそれ自体が多次元的で多様です。「出生時に割り当てられた性別」は一回の登録という行為を記述する言い方であり、実際に起きたことにより忠実なのです。