用語集 /
搞基(ガオジー)
蔑称・使用注意gaoji · 基友 · 搞gay
読む前のご注意
この言葉には、人を傷つける力があります。このページは、この言葉を検索した方に向けて、なぜ傷つけるのか、どこから来た言葉なのか、そして代わりにどんな言葉が使えるのかを説明するために存在しています。
代わりに使える言葉:同性の恋愛/同性の関係
中国のネットで流行した「同性愛」の茶化した言い方。実際の恋愛をネタに変えてしまいます。中立的な表現は「同性の恋愛」「同性カップル」。
「基」は英語 gay の広東語音訳で、「搞基(ガオジー)」はもともと男性同士の同性関係を指す言い方です——注目してほしいのは「搞(いじる、やらかす)」という動詞。最初から恋愛を「ふざけた行為」として語る枠組みが入っています。この言葉はネットスラングとして完全に一般化し、「基友(ジーヨウ)」「搞gay」などの派生も生まれ、ストレートの男性同士が「俺たち仲いいよな」の意味で冗談に使うようにもなりました。
冗談に聞こえるからこそ、文脈の違いをはっきりさせておく必要があります。
- ストレートの友人同士が「基友」と呼び合うとき、悪意はないことがほとんどです。中国大陸のネット語感では「基友」は単に「親友」の意味で、性的指向とは無関係なことも多いのです。
- しかし席を替えて聞いてみてください。もし近くに、まだカミングアウトしていないゲイの友人がいたら——「ハハ、お前ら搞基かよ」という一言一言が、彼にこう告げています。君の恋愛は、みんなの目には笑いのネタなのだと。言う側に他意はなくても、聞く側は静かにクローゼットの扉をさらに固く閉めます。
語感メモ:実際の同性の関係を語るときに「搞基」は使わないでください——「搞」の字は恋愛を行為へと格下げし、冗談の調子はそこにあるべき重みを抜き取ってしまいます。中立的な言い方はすぐ手に入ります。「付き合っている」「彼氏がいる」「同性カップル」。また、「搞」のいかがわしいニュアンスは「同性愛=乱れている」という偏見をひそかに養い続けています(「奔放」という迷信を参照)。
よくある誤用:実在の出来事やニュースを「搞基」で報じたり伝えたりすること。当事者は生きている人間であり、ネタではありません。「同性の恋人」「同性の関係」と言い換えるのに、何の苦労もいりません。