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用語集 /

アジェンダー

コミュニティ用語

agender · genderless · 無性別 · エイジェンダー

どの性別にも属さない、あるいは「性別」という分類自体が自分には当てはまらないと感じる人。「アセクシュアル」とは別の概念です。

「アジェンダー」(agender)の a- は「無」を表す接頭辞です。アジェンダーの人が「性別」という座標軸をどう体験するかには、いくつかの語られ方があります。自分には性別がないと感じる。自分の性別は中立、あるいは空白だと感じる。あるいは「性別」という分類そのものが自分には関係ない——自分には当てはまらない選択問題のようで、答えは「該当なし」だと感じる。アジェンダーは通常、ノンバイナリーという傘の下に含まれます。

語感メモ:コミュニティ用語です。英語では agender、中国語では「无性别」と言います。

よくある誤用:最も重要な区別——アジェンダー(無性別)は「アセクシュアル(無性愛)」ではありません。前者は性自認(自分が誰であるか)、後者は性的指向(誰に惹かれるか)の話です。アジェンダーの人はどんな性的指向でもありえますし、アセクシュアルの人もどんな性自認でもありえます。英語の agender と asexual は綴りが似ており、中国語でも「无性别」と「无性恋」は一字違いのため、どちらの組も混同されやすいのですが、語っているのはまったく別のことです。もうひとつよくある誤読は「アジェンダー=まだ決めかねている」というもの。むしろ逆で、多くの人にとって「無」こそが、考え抜いた末に一番しっくりくる答えなのです。基礎概念はジェンダー入門をどうぞ。